「泥をかぶりながら前に進む。」

20年前自分と割と近いところにいたティーンエイジャーが自殺した

その時僕は思った。
どうして僕は彼を救えなかったのか?

悩んだ。どうしてこんなに近くにいたのに、
どうして昨日話をした時に気がつかなかったんだ。
どうして、どうして、僕の何が悪かったんだ。

聖書を教えて、生きる希望を伝えて、
手品を教えたり、色々な物語を聞かせたり。
彼はすぐそばで笑っていたのに、それでも気がつかない。
彼は僕と一緒に来週の事を語り、無邪気に楽しそうにしていた。
わからなかった。

どうして救えないのか?
その時、自分がやっている事が段々空しくなってきた。
それより今までやってきた全てが色あせてきた。

放心状態で、しばらく日々を過ごしていたんだけど、
聖書を開く気もしなかった。
なんとなく聖書やクリスチャン生活のせいにしたら自分の正義が保てる気もした。

やっと、そのうち自分の質問に疑問を感じた。

「どうして僕は、彼を救えなかったのか?」

あ~~。当たり前だ。

「僕は救世主じゃない」

あれれ?いつの間にか僕は救世主を目指していたのか?

「僕が救えなかったのか?」
という質問には、
「僕が救うべきだった」
というルールが前提にある。

でも、

僕の役割はメッセージを伝える事。人の選択は奪えない!
人に影響はできる。でも支配はできない。

僕らに出来る事は、誰かの人生を救う事じゃない、
誰かが人生を変える決断は、本人にしかできない。
それが人間の選択の尊厳。

誰かが、僕から見て変わったほうがいいなと思う選択をしなくても強制はできない。
僕ができるのは、ただ別の選択肢を提案する事。

もちろん関わる人がもっと幸せになって欲しいと思う。
けれども強制はできない。
それは自分の正義を押し付けているだけ。

人が誰か自分より弱い人をいじめたり
人が正義感ぶって批判をしたり
それでも、強制的にやめさせる事はできない。
拳銃を突きつけて脅すみたいな事なんてしたくない。

僕は、思い直して、
「絶対二度とこんな事起こらないように何かをする!」
彼の母親の涙を見てそう誓った。

それから10年色々な高校生、暴走族、不良と呼ばれる人たち
引きこもり、落ち込んでる人、悲しみに暮れる人、追いつめられた人、
自殺未遂、事故を起こしてこれから裁判に向かう人、
罪を償っている人。大けがをして人生に希望を見いだせない人。
介護で苦しみ抜いてきた人。

色々な人と出会い、話をし励まし希望を見つける助けをしてきた。

その矢先またまた、息子の同級生が自殺した。

デジャブ!

なんで?
こんなにがんばってるのに、外では多くの人の人生を変えているのに、
身近でこんな事が起こるんだ。

その時に学んだんだ。

多くの人に人生の希望やより充実した生き方への選択を伝えれば伝えるほど、
多くの人に感謝され、多くの人の人生が変わる。でも完全に全員をフォローできる訳ではない事。

あきらめちゃだめ。がっかりし続けじゃだめ。前に進む。
そして1人の人生を変えられないからと言って、
残りの99人の命を軽んじては行けない事。

たとえ99人の命を救っても1人を救えないなら批判する人が現れる。

批判にも慣れた。
批判されないいい方法は、なるべく平凡に人の陰にかくれ、目立たないように

特に「いい事をするぞ!」なんて言わないように、

あっという間に、何人もの人から偽善者呼ばわりされる!

簡単だ!批判されたくないなら、
人に関わらないならいいんだ。

少しの人に関わるなら、批判される事も少ない。
多くの人に関わるなら、多くの批判を受ける。

そうだ、ビバ偽善者!ビバ批判!
そんなの言われてなんぼ。批判されるのが怖くて、
隠れていても世界は変わらない。

批判は起こる。
でも、それでも今日誰かの人生がもっとよくなる可能性を伝える。
もっと多くの人に手を伸ばしたい、

そのうちにわかった。1人では限界がある。
まるでビジネスと一緒だ。レバレッジが必要。もっと多くの手が必要!
という事でもっと多くの人に手を伸ばすために全力で進む。

すると、前より加速する。多くの場所に手を伸ばせる。
そうしたら今度は言われる「前のほうがよかった。」
「有名になる前のほうがよかった。」
「質が落ちている!」

そんな泥を投げかける人もいるだろう。

でも、僕は決めた。

「泥をかぶりながら前に進む。」

リーダーになりたいだろうか?
リーダーは偉そうにしているからリーダーなのではない。
リーダーは、その思いに同調し一緒に進みたいと思う人が現れる事で作られる。

リーダーは前を進む。他の人の先に進んで道を切り開く
失敗を恐れて誰もがしたがらない事も果敢に挑戦する。

だからこそリーダーには失敗もつきものなのだ
それが多くの批判にもさらされる理由の一つでもある。

批判される事が怖いなら、
誰かの後ろに隠れているのが一番だ。

誰かがかわりにやってくれるのを待つのがいいかも。

だから、僕は選択した、

あえて、人の批判という泥をかぶりながら前に進む。

気晴らしに誰かの批判する事が、誰かの人生をよくするならそれもいい。
でもそれより、矢面に立ち、批判の泥をかぶりながらも前に進む。
そんなリーダーでいたい。

ある牧師に聞いた話。
彼には、ある友人がいた。
その友人はとてもポジティブで多くの人に影響を与え、
彼に出会って自殺を辞めたといってくる人がたくさんいたんだ。

でもそれでも、
彼が出会う数千人のうち、ある1人が自殺した。

そして彼は、
ある人からの「身近な人さえ救えないならやめてしまえ!」
と言う批判を真に受けた

彼は、悩み、そのうちに、そのミッションをを辞めてしまったんだ。

「身近な1人を救えないなら辞めてしまえ!」

そんな事を言った人は、
きっと彼が辞めてしまう事は期待していなかったかもしれない。

ちょっとがんばっている人を横目で見てて、
そんな事件を聞いた時に、自己正義がむくむく頭をもたげ

誰かを批判する事で自己満足したかっただけ。
そんな程度だったかもしれない。

それにしてもそのリーダー!
ああ、そんな誰かの自己満足の批判に負けてしまうとは!

多くの泥をかぶり進んできたリーダーならきっとしないような批判。
自分で本当に多くの傷を受けてきたリーダーならわかる。
責任の重さを体験してきているリーダーならそんな批判はしない。

きっと、そんな批判をした人は、彼自身がリーダー初心者で
まだまだ熱血正義感で自分の正義が渇望している状態かもしれない。

きっと悪気なんてない。ただ自分の知っている情報や
自分の知っている状況以外にも、自分の知らない事がいっぱいある事も
まだ知らないだけだ。
自殺にショックを受けて、むくむくと正義感が出てしまったのだ。
彼もまた成長途中のリーダーなのだろう。

リーダーは、
泥をかぶっても前に進む。

前に進もうとすると、誰よりも泥をかぶるのだ。
そんな事覚悟の上。

100人の命を救うときには1人の命が失われる事がある。
その1人の犠牲が怖いから99人を見殺しにするのか?

前に進めば批判は起こる。

聖書にも書いてある。
さすが数千年残る事実上世界NO1のベストセラー!

「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人のものだからです。」
新約聖書 マタイの福音書 5章10節

「喜びなさい。喜びおどりなさい。天においてあなたがたの報いは大きいのだから。
あなたがたより前に来た預言者たちも、そのように迫害されました。」
マタイ 5章12節

今後、クリス岡崎への批判はどんどん増えると思います。
そりゃそうだ。世界を変えようと公言しているのだもの。

変われば都合のいい人と、都合の悪い人、知名度を利用したい人など色々現れる。

そして好都合な事に、僕には批判されそうな変なところがいっぱいだ。
変人組合特攻隊長みたいな所もあるし、
人と違う事が大好きだ。

誰かが人生に希望を見つけられるように、
あえて誤解されるような事も言うし。

別にそれほど賢く立ち回ってきていないから、
批判しやすいネタの代表選手の1人かも知れない。

でも、人と違う事をしようとすれば、泥はかけられる。
前に進もうと思えば泥はかけられる。

業績がよくてのびている時には、泥をかけられる。

滅亡の予言者がいっぱいだ。

会社や活動や運動がうまくいっていると、何故かそこに暗い将来を予言する人が現れる。

「スピードアップし過ぎだ。成長し過ぎだどこかにひずみが出てくる!」
「誰かが犠牲になるよ。このままではうまく行かない」

そして活動の成長にかげりが見えると、
「ほらみたことか!私の言った通りになったね。私にはわかっていたんだ。私の言う事を聞けばいいのに」

そして成長し続けると、
「どうやら私のアドバイスを聞いてくれたみたいだね。私は役目を果たして満足じゃ」

滅亡の予言者は、責任を取らない批判をする。
リスクフリーで、メリットだけを享受する。残念な人たち!

そのために、彼らは、自分が何をしてどういう結果を作る事に責任を取るのか??

ん~~聞いた事もない。

責任を取らずに批判だけをするのが得意な人たち。

具体的な改善案と、それに見合う彼ら自信が個人的に負うリスクを明快にしてほしい。

そんな事を言ったら滅亡の予言者は自分が滅亡してしまうのだろう。

彼らを満足させるのはより多くの批判。
滅亡の予言者同士で勝手に批判し合っていたらいいのに。

まあね。
彼らのいう事から、彼らの意図しないヒントが隠れている事がある、
賢い経営者は、彼らのメッセージとは違うメッセージを受け取り
ますます成長する。だから真に受けないで、
考えながら前に進む事だ。

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